相続問題で悩んでいる方の中には、「相続に強くて無料相談できる弁護士を探している」という方も多いでしょう。
しかし、何をもって「相続に強い弁護士」といえるのか明確な定義はなく、相談先を探す際に苦労することもあります。
弁護士選びを誤ると、せっかく無料相談を利用しても有効なアドバイスがもらえず、結果的に不満の残る相続になってしまう恐れがあります。
相続問題ではどのような弁護士が頼りになるのか、どうやって探せばよいのかなど、弁護士との無料相談において知っておくべきポイントを押さえておきましょう。
この記事では、相続に強い弁護士に無料相談できる窓口や相談前の準備や相談時のポイントなどを解説します。
遺産相続について、今すぐ弁護士に無料相談したいなら「ベンナビ相続」がおすすめです。
ベンナビ相続では、以下のような弁護士を簡単に見つけることができます。ぜひあなたの希望や悩みにあった弁護士を見つけてみてください。
弁護士はあなたの悩みに真摯に向き合います。お気軽にご相談ください。
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相続問題を弁護士に無料相談できる3つの窓口
相続問題について弁護士に無料相談できる窓口には、主に以下3つがあります。
- ベンナビ相続
- 法テラス
- 各市区町村の役所
それぞれの違いについて詳しく解説します。
ベンナビ相続|電話相談・夜間休日相談OKの弁護士に無料相談したい方
ベンナビ相続とは、相続問題が得意な弁護士だけを掲載している弁護士ポータルサイトです。
住んでいる地域や相談内容などを選択するだけで無料相談可能な弁護士を一括で検索できます。
初回相談無料の事務所も多く掲載しており、無料相談先を探している方にもおすすめです。
そのほか「電話相談可能」「オンライン相談可能」「休日相談可能」など検索条件も指定できるうえ、検索結果ページからは得意分野・解決実績・弁護士インタビューなどを見ることもできます。
相続問題について無料相談でき、なるべく自分の希望条件に合った弁護士に相談したいという方は、ベンナビ相続をご利用ください。
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法テラス|経済的余裕がなく弁護士費用を抑えたい方
法テラスとは、法律問題を解決するために国が設立した相談窓口のことで、正式名称は「日本司法支援センター」です。
法テラスでは、金銭的に余裕がない方を対象に、弁護士との無料法律相談や弁護士費用の一時立替えなどのサポートをおこなっています。
弁護士との無料法律相談では、法テラスと契約を結んでいる弁護士と30分程度×3回まで相談できます。
ただし、無料法律相談を利用するためには、法テラスが定める収入基準や資産基準などの利用条件を満たしている必要があります。
無料法律相談の利用条件については「無料の法律相談を受けたい|法テラス」を確認してください。もし利用条件を満たしていない場合は、ほかの相談窓口を利用も検討しましょう。
【関連記事】法テラスは本当に無料?無料相談できる条件を解説
各市区町村の役所|近場で気軽に相談したい方
市役所などの各自治体でも相続の無料相談が可能です。
弁護士のほか、日程によっては司法書士や税理士にも相続について相談できるので、相談内容に応じて相談する専門化を選ぶとよいでしょう
事前予約が必要な場合や、相談時間・相談回数に制限がある場合など、役所ごとに対応内容は異なるので、利用する際は各自治体のホームページを確認しておきましょう。
なお、市役所などの法律相談サービスは、面談形式でおこなわれるのが一般的です。
電話やオンラインなどで相談したい方や、最寄りの役所では無料相談がおこなわれていない場合などは、ほかの相談窓口を利用しましょう。
【関連記事】相続相談は市役所でもできる?相談できる内容やデメリットを解説
相続問題を弁護士に無料相談すべきケースとは?
相続問題で悩んでいる方の中でも、特に以下のいずれかのケースに当てはまる方は弁護士への無料相談を検討しましょう。
相続手続きの進め方がわからない場合
今まで相続手続きの経験がない場合、まず何から始めればよいかわからず手間取ったり、相続人や相続財産などに重大な把握漏れがあり、遺産分割協議がやり直しになったりする恐れがあります。
場合によっては、ほかの相続人に交渉の主導権を握られてしまって、自分の取り分が少なくなってしまうこともあります。
弁護士に無料相談することで、相続手続きの進め方をアドバイスしてもらい、トラブルなくスムーズな手続きの進行が望めます。
遺産の分割方法について揉めている場合
「不動産の分け方が決まらない」「遺産を独り占めしようとする相続人がいる」など、相続ではさまざまなトラブルが起こります。
これまで仲のよい親族でも、相続をきっかけに関係性が変わることもあります。
当事者だけで話し合おうとすると泥沼化する恐れがありますし、話し合いが進まなければ遺産は塩漬け状態となります。
弁護士に無料相談することで、遺産の分割方法をアドバイスしてもらい、穏便な解決が望めます。
疎遠な方が亡くなった場合
「今まで会ったことのない親族が亡くなって自分が相談人になった」「長い間連絡を取っていなかった兄が亡くなっていることがわかった」というようなケースでは、亡くなった方の結婚状況や子供の有無などを一から調べなければいけません。
自力で調べようとすると把握漏れが起きたり、多額の借金を抱えていることに気付かなかったりすることもあります。
弁護士に無料相談することで、これらの調査方法をアドバイスしてもらい、把握漏れの防止が望めます。
相続問題に強い弁護士に相談・依頼する3つのメリット
自力で相続手続きを進められるかどうか不安な方は、弁護士に依頼することをおすすめします。弁護士に依頼した場合、以下のようなメリットが望めます。
できるだけ依頼者が損をしないように相続手続きを進めてくれる
弁護士は依頼者の味方です。自分にとって有利な形で相続手続きを進めるためには、法定相続分や遺留分といった相続知識だけでなく、交渉力なども必要になります。
しかし、これまでの関係性によって立場的に強い相続人がいる場合、交渉の主導権を握られてしまう恐れがあります。
相続問題が得意な弁護士に依頼すれば、依頼者の代わりに交渉を進めてくれます。
依頼者が損を被らないように、知識やノウハウなどを活かして動いてくれるので、自力で対応するよりも納得のいく結果が期待できます。
書類収集や交渉対応などの相続手続きを代行してくれる
相続手続きでは、役所や金融機関などで必要書類を集めたり、遺産の分割方法を話し合ったりしなければいけません。
土地や建物などの不動産を相続する場合には、名義変更のために登記手続きなども必要になります。
相続人や相続財産が多ければ多いほど集める書類も増えて、相続人同士でのトラブルも起きやすくなります。
相続問題が得意な弁護士であれば、相続手続きの大部分を代わってもらえるため、手続きにかかる負担が大きく軽減されます。
自力で対応するよりもスムーズな相続が望める
いくら話し合っても遺産の分割方法がまとまらない場合には、調停や審判などの裁判手続きに移行することになります。
しかし、その際は必要書類を準備して裁判所に提出しなければならず、終結するまでに時間と手間がかかります。
相続問題が得意な弁護士であれば、依頼者の希望を聞いたうえで、ほかの相続人も納得してもらえるような分割方法を提示してくれるので、裁判手続きに移行することなく解決できる可能性があります。
もし交渉が決裂したとしても、依頼者の代わりに調停や審判などにも対応してくれます。
相談問題を弁護士に無料相談する前に準備すべきこと
ここでは、弁護士に無料相談する際の準備について解説します。
どのような料金体系になっているのか確認しておく
「初回のみ相談無料」「初回30分相談無料」「3回まで無料相談可能」など、相談先によって無料相談の条件は異なります。
時間制限がある場合には、相談が長引いた際に相談料がかかってしまうこともあります。
相談後に思わぬ費用を請求されてトラブルにならないよう、どのような料金体系になっているのか事前に確認しておきましょう。
相談内容に関する資料をまとめておく
弁護士から的確なアドバイスをもらうためには、正確な相談状況を把握してもらうことが大切です。
ただし、相談できる時間は限られているため、なるべく相談内容の要点を簡潔にまとめることを意識しましょう。
弁護士に無料相談する際は、相談内容に関する資料を準備しておくことをおすすめします。
以下のような資料があればスムーズに相談でき、アドバイスをもらう時間も確保できます。
- 相続人全員の家系図
- 遺産の詳細について記載した目録と、それに関する資料
- 被相続人の死因・介護者・入院などの生活状況がわかる資料
- 被相続人の遺言書や、遺言書に関する資料 など
相談したいことが複数ある場合は優先順位を付けておく
十分に相談準備を済ませても、相談したいことが複数ある場合には時間が足りなくなることもあります。
あらかじめ相談内容には優先順位を付けておき、「これだけは絶対に聞いておきたい」というものがあれば最初に聞きましょう。
なお、弁護士との法律相談では「自分がどのような解決を望んでいるのか」ということをはっきり伝えることで、より的確なアドバイスが望めます。
「自分の取り分を増やしたい」「遺産相続を放棄したい」など、自分の希望を固めておきましょう。
相続問題を弁護士に無料相談する際のポイント
弁護士との無料相談では、以下のようなポイントを意識しておきましょう。
自分にとって不利な事実がある場合でも隠さずに話す
弁護士に相談状況などを伝える際、隠し事や嘘をつくことは厳禁です。
隠し事や嘘をつくと、弁護士が正確な相談状況を把握できず、見当違いのアドバイスになってしまう恐れがあります。
弁護士には守秘義務が課されているため、外部に相談内容を漏らすことはありませんし、相談者に対して怒るようなこともありません。
効果的なアドバイスをもらうためにも、包み隠さず話しましょう。
納得のいく回答がもらえなかった場合は別の弁護士に相談してみる
相続問題が得意な弁護士の中でも、問題解決に向けた考え方などはそれぞれ異なる場合もあります。
なかには話の聞き方や雰囲気など、人間的な相性が合わないと感じることもあります。
弁護士との無料相談で納得のいくアドバイスがもらえなかった場合は、ほかの弁護士にも相談してみることで、違う視点からのアドバイスがもらえることもあります。
一人目の法律相談で納得のいくアドバイスがもらえた場合でも、より客観的な視点を得たいのであれば、複数の弁護士に相談してみましょう。
信頼できそうな弁護士だと感じた場合は相続手続きを依頼することも検討する
弁護士との無料相談で解決の糸口が見つかれば、弁護士無しで相続手続きを完了できる場合もあります。
しかし、相続では交渉途中でほかの相続人が突然主張を変えてきたり、遺産分割後に被相続人の借金が見つかったりなど、予期せぬ出来事が起きることもあります。
相談した弁護士の対応がよかった場合は、そのまま契約を結んで相続手続きを依頼するのもおすすめです。
弁護士に依頼しておけば、もし予期せぬトラブルが起きたとしてもすぐに対応してもらえますし、相続手続きの負担も大幅に軽減できます。
なお、弁護士に依頼する際は、着手金や報酬金などの弁護士費用が発生します。
詳しい費用は相談時に見積りを出してくれますので、金額を確認して問題なさそうであればサポートを依頼しましょう。
そもそも相続に強い弁護士とは?
「相続に強い弁護士」について明確な定義はありませんが、一般的には以下のような弁護士を指すことが多いようです。
相続問題の対応に力を入れている
離婚・交通事故・債権回収・刑事事件・企業法務など、弁護士の対応分野は多岐にわたります。
弁護士だからといって全分野の法律問題を解決できるわけではなく、それぞれ得意分野や不得意分野があります。
弁護士によっては、あまり相続問題が得意ではないという方もいます。そのような弁護士に比べれば、相続問題の対応に力を入れている弁護士のほうが頼りになるといえます。
相続問題の解決実績が豊富である
弁護士には得意分野や不得意分野があるだけでなく、これまでの解決実績もそれぞれ大きく異なります。弁護士によっては、相続問題に対応しているものの解決実績が浅いという方もいます。
特に相続問題では、相続人や相続財産などの状況に応じて臨機応変な対応力が必要になります。解決実績が浅い弁護士よりも、さまざまな相続問題を解決してきた弁護士を選んだほうが的確なアドバイスが望めます。
相続に関する知識が豊富である
相続手続きでは、戸籍謄本や通帳などを集めたり、ほかの相続人と交渉したりする必要があります。取り分の最大化を目指して正当に主張するためには、十分な法律知識が必要不可欠です。
また、相続問題の裁判手続は、家庭裁判所の調停手続き(遺産分割調停)だけと思われがちですが、生前の預貯金の不正な引出しの返還請求は、家庭裁判所の調停手続きでは地方裁判所の訴訟手続き(不当利得返還訴訟または損害賠償訴訟)が別途、必要になります。
遺留分や遺言無効の裁判のように、まずは家庭裁判所での調停を起こし、その後、地方裁判所の訴訟手続きが必要となる類型もあります。
このように、相続の裁判手続きはほかの分野と異なり、家庭裁判所の手続きと地方裁判所の手続きが複雑に入り組んでいます。
適切な裁判手続きの選択ができるかの点でも、相続に関する知識が豊富かどうかで大きな差が出ます。
相続について最低限の知識しかない弁護士の場合、相続手続きを完了させることはできても、取り分に不満が残る恐れがあります。
相続知識が豊富な弁護士であれば、有利に交渉や裁判を進めるためのアドバイスをしてくれたり、相続税の節税に関するアドバイスをしてくれたりなど、より手厚いアドバイスが望めます。
最後に|相続問題について頼れる弁護士に無料相談したいなら「ベンナビ相続」
相続手続きの進め方がわからない場合や、相続トラブルが起きている場合など、相続問題で悩んでいる方は弁護士との無料相談を利用することで問題解決できる可能性があります。
相談先によって無料相談の条件は異なりますので、相談前には料金体系を確認しておきましょう。
相談内容に関する資料を整理しておき、相談時間を無駄にしないように備えておくことも大切です。
弁護士に無料相談できる窓口はいくつかありますが、できるだけ希望条件に合った弁護士に相談したい方というには、ベンナビ相続がおすすめです。
検索条件を指定するだけで相談可能な弁護士を一括検索できますので、まずは一度ご利用ください。
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