東京都で弁護士と無料相談できる窓口|おすすめの相談先の選び方 | ベンナビ弁護士保険  
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東京都で弁護士と無料相談できる窓口|おすすめの相談先の選び方

東京都で弁護士と無料相談できる窓口には、ベンナビ(弁護士ナビシリーズ)、法テラス、弁護士会の法律相談センター、自治体の法律相談会などがあります。

これらにはそれぞれ特徴があるため、相談者の希望や悩みなどに応じた適切な窓口を選択するのが重要です。これにより法律トラブルを迅速に解決できるようになります。

この記事では、東京都に在住・在勤している方に向けて、東京都で弁護士と無料相談できる窓口、相談者に合った窓口の選び方、相談する心理的負担を軽減するためのポイント、無料相談を利用する際の注意点などについて解説します。

この記事を参考に、どこの相談窓口を利用したらいいのかを判断できるようになりましょう。

相談したい分野から無料相談できる弁護士を探す
相談料無料、分割払いOK、完全成功報酬の事務所もすぐに見つかる
『ベンナビ』は、それぞれの分野を得意とする弁護士を探せるサイトです。掲載弁護士・法律事務所には無料相談に対応している場合も多いので、あなたが相談したい分野に注力している弁護士がみつかります。
離婚問題
【対応内容】慰謝料(請求・減額)、財産分与、養育費、親権獲得、その他調停・裁判など
労働問題
【対応内容】未払いの残業代請求、不当解雇、雇い止めなど
刑事事件(加害者用)
【対応内容】痴漢・わいせつ、詐欺、傷害、薬物、窃盗、暴行、殺人など
交通事故(被害者用)
【対応内容】慰謝料の増額請求、示談交渉、後遺障害、過失割合など
債務整理
【対応内容】借金減額、任意整理、自己破産、個人再生、過払い金請求など
債権回収
【対応内容】売掛金、残業代、家賃、養育費・慰謝料、キャンセル代など
遺産相続問題
【対応内容】遺産分割、遺留分請求、使い込み返還、遺言書、相続放棄、成年後見など
ネット誹謗中傷
【対応内容】掲示板の投稿削除、発信者情報開示請求、名誉毀損など

目次

ベンナビ(弁護士ナビシリーズ)

法律トラブルを弁護士に相談したいなら、その分野に注力している弁護士を選ぶのが重要です。

ベンナビ(弁護士ナビシリーズ)を使えば離婚問題、相続問題、労働問題、刑事事件、債務整理、債権回収、交通事故、IT・ネット問題など、悩みに応じた弁護士事務所を探すことができます。

また、弁護士事務所によっては初回無料相談や何度でも無料相談などに応じている場合もあります。

ここでは、ベンナビのそれぞれのサイトの特徴について確認しましょう。

離婚について東京の弁護士に無料相談するなら「ベンナビ離婚」

ベンナビ離婚では、主に以下のような相談を受け付けています。

離婚前相談、離婚協議、離婚調停、財産分与、親権、養育費、DV、モラハラ、国際離婚、不倫・慰謝料請求、離婚裁判、面会交流、離婚手続き、別居、男女問題、熟年離婚、婚姻費用

離婚をする際は、お金のことや子どものことなどを決める必要があります。しかし、これらの手続きには一定のルールが存在しますし、相手と交渉する場合には時間や負担などがかかります。

離婚トラブルで困っている場合には、ベンナビ離婚で「離婚トラブルが得意な東京の弁護士」を探して、相談することをおすすめします。

離婚問題について弁護士に相談する
電話相談可・初回面談無料・完全成功報酬
の事務所も多数掲載!
北海道・東北 北海道青森岩手宮城秋田山形福島
関東 東京神奈川埼玉千葉茨城群馬栃木
北陸・甲信越 山梨新潟長野富山石川福井
東海 愛知岐阜静岡三重
関西 大阪兵庫京都滋賀奈良和歌山
中国・四国 鳥取島根岡山広島山口徳島香川愛媛高知
九州・沖縄 福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

相続について東京の弁護士に無料相談するなら「ベンナビ相続」

ベンナビ相続では、主に以下のような相談を受け付けています。

相続トラブル、遺産・財産の使い込み、遺留分、相続放棄、遺言書、代襲相続、成年後見、不動産の相続、相続人調査、相続財産調査、相続登記、家族信託、事業承継

相続手続きには期限があるものも多く、手続きが間に合わないと不利な結果につながる場合もあります。

早い段階から弁護士に相談することで、手続きに間に合わせることができるほか、相続トラブルの予防や早期解決にも役立ちます。

ベンナビ相続で「相続トラブルが得意な東京の弁護士」を探して、相談することをおすすめします。

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労働問題について東京の弁護士に無料相談するなら「ベンナビ労働問題」

ベンナビ労働問題では、主に以下のような相談を受け付けています。

残業代請求、不当解雇、解雇予告、内定取消、雇い止め、労働災害、労働審判、ハラスメント、退職代行、給与未払い、残業代未払い

労働問題の相談先には労働基準監督署や労働組合などがありますが、未払い給与や慰謝料の請求を依頼したい場合は弁護士に相談するのがおすすめです。

弁護士であれば依頼者の代理人として、会社や加害者と直接交渉をしてくれます。

ベンナビ労働問題で「労働問題が得意な東京の弁護士」を探して、相談することをおすすめします。

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刑事事件について東京の弁護士に無料相談するなら「ベンナビ刑事事件」

ベンナビ刑事事件では、主に以下のような相談を受け付けています。

性犯罪、痴漢・わいせつ、買春・援助交際、盗撮・のぞき、レイプ・強姦・強制わいせつ、児童ポルノ・児童買春、暴行罪・傷害罪、正当防衛、殺人罪、恐喝罪・脅迫罪、器物損壊罪、窃盗罪・万引き、横領罪・背任罪、住居侵入罪、詐欺罪、賭博・裏カジノ・闇スロット、薬物・大麻、覚せい剤、ひき逃げ・当て逃げ、少年犯罪

刑事事件では、事件発生直後から弁護士によるサポートが必要になります。

早い段階で弁護士によるサポートが受けられれば、取り調べ中に不利な供述をしないで済みますし、被害者との示談交渉を進めてもらうこともできます。

ベンナビ刑事事件で「刑事事件が得意な東京の弁護士」を探して、相談することをおすすめします。

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債務整理について東京の弁護士に無料相談するなら「ベンナビ債務整理」

ベンナビ債務整理では、主に以下のような相談を受け付けています。

任意整理、個人再生、自己破産、過払い金請求、時効援用、闇金問題、法人(会社)倒産、カードローン・クレジット会社、借金返済相談・交渉、消費者金融・サラ金

借金問題は「自分のせい」と考える方が多く、我慢しながら苦しい返済を続けているケースも少なくありません。

そのような場合であっても、弁護士に相談すれば適切な解決方法を提示してくれたり、実際の手続きまで対応してくれたりします。

ベンナビ債務整理で「借金問題が得意な東京の弁護士」を探して、相談することをおすすめします。

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債権回収について東京の弁護士に無料相談するなら「ベンナビ債権回収」

ベンナビ債権回収では、主に以下のような相談を受け付けています。

売掛金、業務請負・委託代金、家賃・地代、給料・賃金・残業代、借金・貸金・出資、養育費・慰謝料、立替金、投資詐欺、差押・仮差押、遅延損害金

債権を回収できない場合、企業であればキャッシュフローの悪化につながったり、個人の場合は生活費がひっ迫したりするリスクがあります。

また、そのまま放置すると時効が成立してしまい、債権を回収できなくなる可能性も考えられます。

ベンナビ債権回収で「債権回収が得意な東京の弁護士」を探して、相談することをおすすめします。

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交通事故について東京の弁護士に無料相談するなら「ベンナビ交通事故」

ベンナビ交通事故では、主に以下のような相談を受け付けています。

損害賠償・慰謝料請求、示談交渉、過失割合、死亡事故、後遺障害、むちうち、休業損害、自動車事故、自転車事故、バイク事故、人身事故

交通事故の支払い基準は大きく自賠責基準、任意保険基準、弁護士基準の3種類にわけられます。

一般的には任意保険基準で算定されますが、弁護士に相談すればより高額な支払い基準である「弁護士基準」で損害賠償を計算・交渉してくれます。

ベンナビ交通事故で「交通事故が得意な東京の弁護士」を探して、相談することをおすすめします。

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IT・ネット問題について東京の弁護士に無料相談するなら「ベンナビIT」

ベンナビITでは、主に以下のような相談を受け付けています。

掲示板・SNS削除、口コミ・レビュー削除、発信者情報開示請求、ネット誹謗中傷、名誉毀損、私的情報・画像流出、リベンジポルノ、著作権・商標権侵害、IT・ネット法務、逮捕・犯罪歴記事の削除

近年、インターネット上での法的トラブルが増えています。匿名投稿者の特定や加害者への損害賠償請求は被害者が自力でおこなうこともできます。

しかし、法律の知識や経験が必要になるため、弁護士に相談するほうが迅速な解決が期待できます。

ベンナビITで「ネット問題が得意な東京の弁護士」を探して、相談することをおすすめします。

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九州・沖縄 福岡佐賀長崎熊本大分宮崎鹿児島沖縄

東京都の法テラス

法務省が所管している法テラス(日本司法支援センター)では、一般市民を対象にした「情報提供業務」や、経済的な理由で弁護士や司法書士などに相談できない人を対象にした「民事法律扶助業務」などをおこなっています。

  • 情報提供業務:利用者の相談内容に応じて法制度や相談機関・団体などに関する情報を提供してくれる
  • 民事法律扶助業務:無料の法律相談を実施し、必要に応じて弁護士や司法書士の費用を立て替えてくれる

法テラスは全国各地にあり、東京都には新宿区、台東区(上野)、立川市、八王子市の4つの地域に事務所があります。

資力基準や利用趣旨といった利用条件を満たしており、弁護士や司法書士と無料で相談したい場合には、以下にある最寄りの窓口に問い合わせしてみましょう。

法テラス東京

相談できる内容

一般相談、労働相談、セクハラ・DV相談、医療相談、消費者相談、外国人相談、高齢者・障がい者の方を対象とした相談、インターネットに関する相談

電話番号

0570-078301(IP電話の場合:050-3383-5300)

営業時間

平日9:00~17:00

住所・アクセス

公式サイト

法テラス東京

法テラス上野

相談できる内容

労働相談、高齢者・障がい者の方を対象とした専門相談

電話番号

0570-078304(IP電話の場合:050-3383-5320)

営業時間

平日9:00~17:00

住所・アクセス

公式サイト

法テラス上野

法テラス多摩

相談できる内容

一般相談、クレジット・サラ金相談、労働相談

電話番号

0570-078305(IP電話の場合:050-3383-5327)

営業時間

平日9:00~17:00

住所・アクセス

公式サイト

法テラス多摩

法テラス八王子

相談できる内容

一般相談

電話番号

0570-078307(IP電話の場合:050-3383-5310)

営業時間

平日9:00~17:00

住所・アクセス

公式サイト

法テラス八王子

東京都の弁護士会

東京都の弁護士会には、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会の3つがあり、それぞれで相談を受け付けています。

相談料は、基本的に30分あたり5,500円程度ですが、労働問題、借金問題・債務整理、交通事故など一部の相談は無料(初回無料)で対応しています。

利用条件や相談料などをよく確認してから相談しましょう。

東京弁護士会

東京弁護士会では、以下のような事務所で各種無料相談を受け付けています。

事務所

対象相談

錦糸町法律相談センター

債務整理相談

労働相談(初回30分)

池袋法律相談センター

労働相談(初回30分)

債務整理相談

生活保護相談(法テラスの資力基準内の場合)

北千住法律相談センター

生活保護相談(法テラスの資力基準内の場合)

新宿総合法律相談センター

債務整理相談

交通事故相談

労働相談(初回30分)

蒲田法律相談センター

労働相談(初回30分)

債務整理相談

生活保護相談(法テラスの資力基準内の場合)

立川法律相談センター

労働相談(初回30分)

債務整理相談

八王子法律相談センター

クレジット・サラ金相談(初回30分)

町田法律相談センター

借金相談

犯罪被害者支援センター

犯罪被害一般(初回無料)

第一東京弁護士会

第一東京弁護士会では、以下のような事務所で各種無料相談を受け付けています。

事務所

対象相談

渋谷法律相談センター

債務整理相談

労働相談(初回30分)

新宿総合法律相談センター

債務整理相談

労働相談(初回30分)

交通事故相談

蒲田法律相談センター

債務整理相談

労働相談(初回30分)

生活保護相談(法テラスの資力基準内の場合)

八王子法律相談センター

債務整理相談

町田法律相談センター

債務整理相談

立川法律相談センター

債務整理相談

労働相談(初回30分)

大島法律相談センター

一般相談

小笠原法律相談センター

一般相談

三宅島法律相談センター

一般相談

第二東京弁護士会

第二東京弁護士会では、以下のような事務所で各種無料相談を受け付けています。

事務所

対象相談

四谷法律相談センター

債務整理相談

生活保護相談(法テラスの資力基準内の場合)

立川法律相談センター

債務整理相談

八王子法律相談センター

債務整理相談

蒲田法律相談センター

債務整理相談

生活保護相談(法テラスの資力基準内の場合)

町田法律相談センター

債務整理相談

生活保護相談(法テラスの資力基準内の場合)

各自治体の法律相談会

自治体によっては、無料の法律相談会を実施していることがあります。

法律相談は基本的にその地域に住んでいる方や通勤・通学している方が対象であり、予約が必要なケースが多くなっています。

また、あくまで法律相談に限られるため、弁護士のあっ旋・仲介や契約書の作成などには対応してもらえません。

開催時期・時間、予約の方法、利用回数などの条件は自治体ごとに異なるため、市区町村のWebサイトを確認してから利用しましょう。

東京都で弁護士に無料相談する場合の選び方

東京都で弁護士と無料相談できる窓口には、ベンナビ(弁護士ナビシリーズ)、法テラス、弁護士会の法律相談センター、自治体の無料相談会などがありますが、おすすめの相談先は相談の緊急度の高さや相談者の希望などによって異なります。

ここでは、東京都で弁護士に無料相談する場合の相談先の選び方について紹介します。

1.今すぐに相談したいかどうか

今すぐ弁護士と相談したい場合は「ベンナビ(弁護士ナビシリーズ)」を利用しましょう

。ベンナビに掲載されている弁護士事務所であれば即日相談ができる場合も多いですが、ほかの相談窓口では数週間待ちの場合もあり、相談日の調整が必要になります。

期限がある法律トラブルなど、緊急度が高い場合はベンナビの利用がおすすめです。

2.相談だけか、依頼もしたいか

法律トラブルの相談だけでいい場合は、自治体の法律相談会でよいでしょう。

しかし、弁護士への依頼も検討している場合は、ベンナビ、法テラス、弁護士会の法律相談センターなどを利用するのがおすすめです。

自治体の場合は弁護士のあっ旋・紹介はしていませんが、ほかの相談先であればそのまま弁護士に事件を依頼することができます。

3.依頼する費用を支払えるか

弁護士費用を支払う余裕がない場合は、法テラスに相談するのがおすすめです。

法テラスの民事法律扶助業務の利用条件に当てはまる場合は、通常よりも費用を抑えて弁護士に依頼することができます。

たとえば、離婚調停の着手金の目安は通常20万~50万円程度ですが、法テラスであれば10万円程度で依頼することができます。

4.紹介してほしいか、自分で選びたいか

弁護士を紹介してほしい場合は、弁護士会の法律相談センターに相談するのがおすすめです。

一方、自分で弁護士を探して相談したい場合は、ベンナビを利用することをおすすめします。

法律相談センターであれば弁護士を探す手間を省けるメリットがあり、ベンナビであれば離婚問題や交通事故など専門的な弁護士を探せるメリットがあります。

なかなか弁護士に相談できずにいるときのポイント

法律トラブルは、できる限り早い段階で弁護士に相談するのが重要です。

しかし、弁護士に相談すること自体が負担になってしまい、相談することをためらってしまうこともあるでしょう。

そこで、心理的なハードルを下げて弁護士に相談するためのポイントを紹介します。

1.まずは電話やメールで相談する

弁護士との主な相談方法には対面相談、オンライン相談、電話相談、メール・LINE相談があります。それぞれのメリットとデメリットは、以下のとおりです。

 

メリット

デメリット

対面相談

資料や証拠などを確認してもらえる

リアルタイムで回答をしてもらえる

弁護士の雰囲気を実際に確認できる

時間や場所などを合わせる必要がある

弁護士と面会するのに勇気がいる

オンライン相談

家や職場などから相談できる

リアルタイムで回答をしてもらえる

弁護士の雰囲気を実際に確認できる

対応している弁護士事務所が少ない

パソコンやスマートフォンが必要になる

慣れていないと誤動作を起こしてしまう

電話相談

家や職場などから相談できる

リアルタイムで回答をしてもらえる

対面ではないため心理的負担が少ない

細かなニュアンスを伝えるのが難しい

資料や書類などを確認してもらえない

メール・LINE相談

場所や時間を選ばずに相談ができる

時間をかけて相談内容を考えられる

対面ではないため心理的負担が少ない

すぐに回答がもらえない場合がある

適切な回答が得られない場合がある

対面相談やオンライン相談の場合、いきなり弁護士と顔を合わせるため負担に感じてしまうでしょう。

そのような場合は、電話、メール、LINEでの相談がおすすめです。電話やメールでの相談であれば顔を合わせずに済むため、心理的な負担は小さくなります。

それから自分と相性がよさそうな弁護士に相談・依頼をするとよいでしょう。

2.家族などの第三者に同行をお願いする

弁護士事務所によっては、家族などの第三者の同行が可能な場合があります。

相談者と弁護士の2人きりで相談する場合に比べて、家族などの第三者がいるほうが相談者は安心して弁護士と相談できます。

第三者の同行が可能かのどうかは、事件の内容や相談者との関係などによって変わるため、事前に弁護士事務所に確認しておきましょう。

3.評判を調べて信頼できる弁護士に相談する

事前に口コミサイトなどで、弁護士の評判や人柄を確認しておくのもおすすめです。

たとえば、Google検索で弁護士の事務所名を調べると、その事務所の評価や口コミなどを確認できる場合があります。

利用者の評判がよいからといって自分と相性がよいとは限りませんが、その弁護士が信頼できるかどうかを判断する際の参考にはなるでしょう。

東京都の弁護士と無料相談する際の注意点

弁護士と無料相談する際には、相談先ごとに利用条件が異なること、弁護士が専門分野でない可能性があることなどに注意する必要があります。

また、実際に相談した際に弁護士に不安を感じた場合は、無理に正式な依頼をしないことも重要です。ここでは、弁護士と無料相談する際の注意点について確認しましょう。

1.相談先によって利用条件が異なる

相談先によっては、以下のような利用条件が設けられています。

【相談先ごとの主な利用条件】

法テラス(民事法律扶助業務)

収入などが一定額以下であること

民事法律扶助の趣旨に適していること

自治体の法律相談会

対象の市区町村の在住・在勤・在学者

条件を満たしていない場合は、その相談窓口を利用することはできません。また、相談窓口によって受付時間、受付方法、相談日時などが異なります。

弁護士との無料相談を利用できるかどうかの判断ができない場合は、それぞれの公式Webサイトで確認したり、相談窓口に問い合わせしたりするとよいでしょう。

2.弁護士の専門分野でないことがある

法テラス、弁護士会の法律相談センター、自治体の法律相談会を利用する場合は、基本的に担当する弁護士は任意で選ばれます。

そのため、必ずしも弁護士の専門分野と利用者の相談内容が一致するとは限りません。弁護士はできる限り詳しくアドバイスをしてくれますが、専門性が高い相談内容の場合は対応できないことがあります。

3.無料相談の時間・回数が決まっている

一般的に弁護士との無料相談には、制限時間や利用回数が設けられています。

制限時間や利用回数は「初回30分まで無料」「3回まで無料」「何度でも無料」などのように相談先によって異なります。

無料相談の範囲を超えた場合は30分あたり5,500円程度の有料相談になるので、事前に無料相談の時間や回数を確認してから相談しましょう。

4.不安があるなら無理に正式な依頼はしない

弁護士への無料相談で悩みが解決したら、それ以降の依頼は必要ありません。

また、無料相談を利用して「話がかみ合わない」「相性が悪いと感じた」などの不安がある場合も、無理に正式な依頼をしないほうがよいでしょう。

不安があるまま依頼をしてしまうと、本音で話すことができなくなり、満足のいかない結果になる可能性もあります。

無料相談を利用する際は、以下のようなポイントを確認しながら、正式に依頼するかどうかの判断をしましょう。

【弁護士に依頼する前に確認しておくべきポイント】

  • 悩みに寄り添ってくれるか
  • 難しいことをわかりやすく説明してくれるか
  • 依頼者にとって不利な情報も教えてくれるか
  • 依頼時の費用を明確に説明してくれるか など

弁護士との無料相談に関するよくある質問

最後に、弁護士との無料相談に関するよくある質問に回答します。

Q.複数の弁護士に無料相談してもいい?

複数の弁護士に対して無料相談をしても問題はありません。むしろ複数の弁護士に無料相談することで、異なる観点から意見を聞けたり、弁護士費用を比較できたりします。

その結果、より自分に合った弁護士に依頼できる可能性が高まります。弁護士選びは将来の結果に大きく影響するため、納得のいく弁護士に依頼するようにしましょう。

Q.東京都の3つの弁護士会の違いは?

基本的に、弁護士会はひとつの都道府県にひとつだけ存在します。しかし、東京都には東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会の3つが存在します。

弁護士会が3つある理由は歴史的な経緯がありますが、現在では取扱業務、専門・得意分野、能力などに違いはありません。

また、3つの弁護士会は「東京三弁護士会」として同一の法律相談センターを運営しています。相談時には、弁護士が所属している弁護士会にこだわる必要はないでしょう。

まとめ|まずは東京の弁護士と無料相談しよう

法律トラブルに巻き込まれたら、法律の専門家である弁護士に相談するのがおすすめです。

弁護士との相談は基本的に有料ですが、ベンナビ(弁護士ナビシリーズ)、法テラス、弁護士会の法律相談センター、自治体の法律相談会などでは無料相談に応じている場合があります。

無料相談であれば高い相談料を支払わずに、専門的なアドバイスを受けることができます。法律トラブルで困っているなら、まずは弁護士との無料相談を利用するとよいでしょう。

相談したい分野から無料相談できる弁護士を探す
相談料無料、分割払いOK、完全成功報酬の事務所もすぐに見つかる
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離婚問題
【対応内容】慰謝料(請求・減額)、財産分与、養育費、親権獲得、その他調停・裁判など
労働問題
【対応内容】未払いの残業代請求、不当解雇、雇い止めなど
刑事事件(加害者用)
【対応内容】痴漢・わいせつ、詐欺、傷害、薬物、窃盗、暴行、殺人など
交通事故(被害者用)
【対応内容】慰謝料の増額請求、示談交渉、後遺障害、過失割合など
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【対応内容】借金減額、任意整理、自己破産、個人再生、過払い金請求など
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